オモムケドトリヨセズ-赴けど取り寄せず

ワタクシがちょこちょこと実際に足をはこんで買っているコダワリの品々。

#甘杯

購入場所: 虎屋@ミッドタウン店

お値段: 友人からいただきましたが@824円です。

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お正月気分もだんだん薄まり、日常が戻ってきた感がありますが、おめでたいお品をご紹介致します。

「甘杯」かんぱい、という商品です。

虎屋さんと富山の蔵元「桝田酒造」が協力して完成した粋で美味しく、見た目も麗しいお目出度いお菓子です。

右の御前餡には満寿泉純米大吟醸、左の白餡には満寿泉貴醸酒がそれぞれ加えられ、馥郁たる香りと品の良い甘さでとても美味しい羊羹となりました。

この商品の企画には友人が携わり、それも誇らしく嬉しいことです。

2017/3/15まで、虎屋ミッドタウン店での期間、数量とも限定販売となります。

ご進物やハレの日のおやつに是非!召し上がってください。

食べ終わって手元に残る可愛い桝も調味料などを入れて使えそうです。

さあ、可能な方はミッドタウンへ!

展示もなかなか見ごたえあります。

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なぜに赴くのか

あけましておめでとうございます。

穏やかな三が日でしたね。

本日仕事始めの方も多いかと。

今年が佳い毎日でありますように。

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昨年末に冷蔵庫の清掃をして食材の買物に参りました。

スッキリした庫内にオメデタイちょっと高級な食材が並ぶのは嬉しいことです。

お出かけもありましたので、まだまだ伊達巻のかけらとか残っていますが、今年はまあまあ上手く買物が出来たかと。

それでも余る食材。今日から余りものクッキングの開始です。

整理整頓をキープしてして無駄なく美味しく楽しみたいものです。

さて、新年を迎えるにあたり、私が何故に赴くのか、を改めてお伝えしましょう。

例えば天気の良い日。

青空が見えて日差しが降り注いで特に約束も用もない。ジムに行く位。

家にいても楽しいけれど、お出かけもいいなあ。

なんか食べたいものあったっけ、あーあれあれ、的にスイッチが入り、いそいそと出かけるわけです。

雨ならあまり濡れずに行ける場所を選びます。

我が家は2人暮らしなので、美味しいものを少しずつ、というのが基本。

安いからと大量買も出来ないし、それこそ年末の掃除時に瓶や缶を捨てる際に溜息が出ないよう、調味料も割高とはいえ大小あれば小を購入します(それでも謎のスパイスなどはたまにびっくりする賞味期限のものを発掘します)。

もしかしたら損をしているのかもしれませんが、食べるものを棄てることにはものすごく罪悪感があるので、しばらくは少数精鋭主義を貫くつもりですが、なかなかお買い物は難しい。

特に年末はなんだか気が急いているし、ついつい「お正月だから」買ってしまうものも。

今年はかなり我慢したつもりですが、それでも「何かあった時」の為に五十番のプチ肉まんやら焼売を買ったりしがちな私。

何もなかった今、冷凍庫で出番を待っています。

何がどこで手に入るか、は食いしん坊の私にとって重要事項。

老化防止に足と頭を使って今年も各地に赴くことでしょう。

取り寄せしないのは量の問題と身近なことでそこそこ満足出来る環境に居住しているからの恵まれた結果なのかもしれませんが、「便利は美の敵」とドナルド・キーンさんもおっしゃっています。

実現しているかはともかく「美しく暮らす」ことは目標です。

私はコンビニも宅配便も普及していなかった頃の幼時のお正月を覚えています。

あれはあれで良かったと、今しみじみ感じています。

人口減少の今、少しの不便さは資源やエネルギーの無駄使いになるなら我慢しても良いのでは、と思います。

私は非効率でも損でも今年も赴きます。

食べたい気持ちをガソリンに、自分を乗りこなしていく所存です。

そして年末年始にやはり増えていた体重。

どうせ増えるなら美味しいもので燃費の良い一年にしたいものです。

本ブログをご覧いただきありがとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

#茹でダコ

購入場所: 広川丸@横須賀走水

お値段: 4000円@1.4kg

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タコ買っちゃいました。

こちらで。

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横須賀の素敵なカフェ【公式】かねよ食堂 -KANEYO ART STUDIO-に友人に連れられて満足した帰り途に走水神社にお参りに寄りました。

その神社の真ん前に広川丸さんがありまして。

クリスマス会も近く、ちょうど考えていたお料理がタコを使うものでしたので「あ、たこ買わなくちゃ」とお店に入りました。

その日茹でるタコは既に終わっておりました。

明日の朝、宅配便で送るというおばさん。

ここまで来たら連れ帰りたい私。

その交渉を聞いていたおじさんが、すっと立ち上がり、タコを茹で始めてくれました。

やったー。

タコを茹でてくださる間にお参りに行ってきます、ということで神社へ。

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境内の階段を登ったところから走水漁港を臨みます。

なんだか気持ちの良い場所でした。

さてタコ。一匹でも良いのですが、イカと同様に一杯とも数えるようです。

タコは足しか買ったことがなく、人生初のまるまる買い。

高いか安いかも分からないまま、購入しましたが、帰りにスーパーでモーリタニアからやってきたタコの一部の値段を確認し、国産、茹でたてでこれなら決して高い買物ではないことを実感しました。はい。

タコはこんなお料理に変身しました。

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大量のパセリと和えたり、炊き込みゴハンに。

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まだ太い足があるのでアヒージョにでもいたしましょう。使い手十分。柔らかくて美味しいし。

タコ、いかがですかー。

#とん蝶

購入場所: 新大阪駅構内でお土産に買ってもらいました。

お値段: 335円

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わーい。初とん蝶!

とん蝶って何?と思う方、こちらでございます。

御菓子司 絹笠 Home Page

絹笠さんは和菓子屋さん。お茶事のお菓子も作っていらっしゃいますが、東京でいうと虎屋と亀屋万年堂のハーフ(どんなや)みたいな位置付けでしょうか。洋風のお菓子も作っていらっしゃるようです。

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とん蝶、それはふるさとの景色に飛ぶ「とんぼ」と「蝶々」から名付けられたらしい素朴なおにぎり様の蒸しおこわ。

もち米に大豆と塩こぶ、そしてカリカリ梅が埋め込まれています。

やっと会えたね。君の名はとん蝶。

他の味も食べてみたい欲求がむらむらと湧き上がります。

が、なんといっても賞味期限が短い。大阪は遠い。

夏場は19時、冬場はかろうじて22時。

在阪でない場合、夏場のお土産にはほぼ推奨不可ですね。

大阪の職場の差し入れや法事のオヤツにはいいかもしれません。当面そんな予定もないですが。

そんなことで存在は気にしていたものの、口にする機会がなく、焦がれておりましたが、今回幸いにも家人の努力により我が家に。

本当はお正月も近いし岸澤屋の黒豆甘煮 - オモムケドトリヨセズ-赴けど取り寄せずもお願いしたのですが、営業時間が合わずに残念無念。

いつもマニアックな要求にとほほな家人ですが、一人で食べる訳ではないからこれからもよろしくお願いしたく。

でも551も好きだし「ええもんちい」も好き。

お土産はなんでも嬉しいものです。ありがとう。

#クローバーの塩バターパン

購入場所: 満寿屋商店東京本店@都立大

お値段: 180円

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一口かじって「うまーい」と久々に声が出ました。

ものすごくハイカロリーな(おそらく)好みのパンに出会いました。

外はカリッと中はしっとりバターです。

そ、それは三種の小麦粉「キタノカホリ」「ユメチカラ」「きたほなみ」で作った生地で四つ葉バターを包んで!焼いているから。

バターが溶け出して揚げ焼き状態になるんですね。

四つ葉バターからネーミングも形も「クローバー」なのでしょう。

ヤバいです。

こんな感じで売っていました。

温めなくても焼きたては美味しいですが、温めてももちろん美味しいです。

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満寿屋さんは11月末にオープンしました。

所用あって都立大に赴き、在住の友人とお昼前に駅近辺を散策し、「パン屋さんが三軒もできた」という友人の案内で各店舗を散歩がてら確認して(一軒はお休み)、最終的にこちらで購入。

帯広にお店があるパン屋さんなので、バターやチーズを使ったパンが沢山。小麦粉も十勝産を使用。

十勝の恵みが東京で花開いています。

下の写真はあんバターですよ、あんバター!

しかも粒あん、漉し餡、白餡、エンドウ豆と餡が四種も。十勝は豆も特産品です。各210円。

こちらもバターは四つ葉乳業ときたもんだ。

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パンに挟まれたバターの厚み、ご確認いただけますでしょうか。じゅるる。

白スパサンド、240円。これは多分お店の自信作。とても気になりました。

(あまりに気になりましたので、この初稿を書いて我慢出来ず買いに赴きました。ほほほ。)

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東京はあっちゃこちゃ掘り返してターミナル駅も大変身中です。

そのような中、大きな商業ビルへの出店でなく、路面店を構えたその選択に拍手です。

粉が良いのか生地も美味しい。

ビバ十勝。ビバ国産。ビババター。

東京本店のご案内【満寿屋商店(ますや)】

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友人が嬉しそうに宣いました。

「都立大、きてると思う」

私もそう思います。以前ご紹介したバゲット ドゥミ - オモムケドトリヨセズ-赴けど取り寄せずも近くにありますし、住人の方々、パン環境お幸せです。

他のパン屋さんも既存のパン屋さんも美味しそうでした。

パン屋さんは本当に増えています。

そしてどこもそんなに悪くはない。

しかし、調子に乗ってトレイに乗せると会計時に

「マジかよ。パンじゃん」という結果になることも。

私はそんなパン屋さんのパンを「おパン」と呼んでいます。

こちらもやや「おパン」ですが、材料が国産小麦と四つ葉バターですからね。非常に良心的かと。

最近、パンにバター、って組み合わせはやはり禁断の最強な相性だなと思います。

バターやチーズ、生クリーム等の乳由来の動物性油脂はやはりコクがあり美味しいものです。

バター不足の報道も最近は落ち着いたのか慣れたのかあまり聞こえてきません。

もし不足があろうとも、満寿屋商店さんは十勝ネットワークで乗り切ってくれることでしょう。

もしバターがお好きなら、是非召し上がってください。十勝愛に溢れたパンです。

そしてお店の方の感じの良いこと!素晴らしいです。

都立大、キターーーε-(´∀`; )

#さぁさぁ生七味とうがらし

購入場所: 近隣スーパー

お値段: 293円

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激辛、ってまだブームなんでしょうか。

これは料理上手な方のインスタで拝見して買ってみた調味料ですが、私の好みでございましてリピートしております。

ちょっと湿った感じが「生」なんでしょう。

その微妙な湿度が様々な方向に活躍してくれます。

餃子のタレに入れたり、ごま油とザーサイの微塵と納豆に入れてゴハンと食したり。

ひどい時は直接これをゴハンにかけたりして。

和え物のタレやドレッシング代わりに使っても便利便利。

大根の千切りにゆずとオリーブオイルと生七味とか。

食べる辣油も大好きですが、それより、汎用性があります。

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さあさあ生七味とうがらし 山椒はピリリ結構なお味 | 商品情報 | 桃屋

さすが日本の食卓をサポートしてきた桃屋さん。

脂っ気が落ちてきた年齢層には山椒がピリリと効いた天晴れな商品でございます。

生七味は他社からも販売されておりますが、入手のし易さ、お手頃さでは他の追付いを許さない商品です。

日常に新しい刺激をお求めの方、こちらでピリリと美味しくお楽しみください。

チーズにも合うと思います。

年末年始にも大活躍しますよ。

#大人のお菓子 #スパイスチーズケーキ他

購入場所: チリムーロ@渋谷と代官山の間位

お値段: スパイスベイクドチーズケーキ600円

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チャイティドライフルーツクリームチーズ入りケーキ 390円

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ようやく「チリムーロ」のケーキ購入に成功しました。

フラレること数回。

となると食べてみたくて仕方ない。

食いしん坊の友人をそそのかして遂に本懐を遂げました。パチパチ。

チリムーロの詳細はFBのhttps://www.facebook.com/chirimuro/

こちらから。

 これでもか、のスパイス、ハーブ、洋酒使いを駆使したケーキはスイーツではなくもはや巧妙な実験結果。

ちょっと不思議な感じのお店です。

粉とドライフルーツ、スパイスにお酒を調合して、その日の実験結果が並ぶ店内。

そう、まるで魔女が作っているような。

どんなケーキがあるかというと、以下FBからの抜粋を。


パルフェタムールホワイトチョコがけケーキ◎(なし)
•ミントチョコがけケーキ◎(なし)
•カラメルリキュールドライフルーツビターチョコがけケーキ◎(なし)
•カシス5種スパイスホワイトチョコがけケーキ◎
•シャリュトリューズビターチョコがけケーキ◎
•カルアモカシナモンリキュールホワイトチョコケーキ◎
アマレットカシス香るビターチョコがけケーキ◎
•ホワイトチョコケーキ◎
•キャラウェイブラウニー◎
ローズマリーシナモンブラウニー◎
•アニスブラウニー◎
コーンミールケーキ
•チャイティドライフルーツクリームチーズ入りケーキ
•しっとりみるくケーキ
•林檎アールグレイパウンドケーキ(気まぐれパウンドケーキ)
•柿と林檎ラム酒ケーキ
•バナナカルダモンケーキ🍌
•スパイスベイクドチーズケーキ
•ほうじ茶ベイクドチーズケーキ
•ストロベリーリキュールレアチーズケーキ◎
•栗リキュール白あん入りレアチーズケーキ◎

✳︎マフィン✳︎
•バナナシナモンクランブル
•ブルーチーズホワイトチョコ
•ほうじ茶カモミール
ジャスミンフラワーモリンガティレモンピール
オレンジピールビターチョコスパイス

 

ね、魔女の楽しみっぷりが半端ないでしょう?

◎印のものは一人ひとつしか買えません。

お店は12時からで売り切れ仕舞い。週の何日かは仕込みでお休み。

電話も出ないし、お取り置きも不可。場所の分かりにくさもかなりのものです。

買いにくいことこの上ない。

漸く、開店時間に訪問できた店内には踊るような文字の魔女手書きの商品説明が。

で、お味ですよ。

美味しいですね。また機会があれば買いたいです。

ケーキを作れる方ならラム酒にドライフルーツを漬けたものを粉に入れて焼くフルーツケーキの完成までの手順はお分かりになるでしょうか。

それだけならレシピはわりと簡単です。

今から私がフルーツをブランデーにつけてそれにアニスやカルダモンを入れたり、小麦粉にシナモンパウダーやら入れて焼いてもそこそこオリジナリティあるフルーツケーキは焼けるかもしれません。

が、シャルトリューズという修道院発祥の薬草系リキュールをチョコと合わせたりするセンス、ブルーチーズとホワイトチョコの組み合わせなど脱帽ですね。やはり魔女なんだと思います。

焼き菓子屋さんは今沢山出来ていて、住宅街の片隅でありゃっ!という美味しいお菓子が買える時代になりました。

そして注目する飲食に従事している方々は若い方(20代〜30代)が多いのも特徴な気もします。

食べに行くお店も若い方々がサーブしてくれるお店が多いこと。

日本の若い方の仕事に対する考え方が「企業に就職」ではなく「個を生かした楽しい仕事」にシフトしていることを感じる初老のワタクシ。

恩恵にあずかりつつ、口福な瞬間を楽しみにします。

ケーキ好きの間では以前から評判のお店です。

是非、購入できる幸運があれば召し上がってみてください。

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魔女の根城です。

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