#焼豚ごはん弁当
購入場所: ナニワヤ@麻布十番
お値段: 450円
前回の#刷毛じょうゆ海苔弁 - オモムケドトリヨセズ-赴けど取り寄せずが全国区注目であるならこれはかなり狭い地域の銘品。
お弁当ばかり食べてるようですが、料理はキライではありません。
しかし「一人で何を食べるか」は楽しさ半分の悩みです。
読んでくださっている方はお分かりでしょうが、食べるの大好きだし、食べたいものには貪欲です。
この日はちょっとしっかりしたものが食べたい気分でした。
かと言って鴨のコンフィとか角煮を目当ての店まで食べに行く程の気力もなく、麺類で済ますにはお腹と脳が納得しない。
私はお米好きなので、パンや麺類はおやつ感覚。炭水化物はできれば「米」でいただきたい。
かといってさすがに三食米飯はもはや無理。それでも一日に一度はお米、が理想です。
しっかりしたものを作る食材が冷蔵庫にない場合、一人のための食材費が既製品で補えるなら怠け者の私は購入する方に振れます。
とはいえ何でもいい訳でもなく。
暑い暑い日に麻布十番までバターやらドーナツやらを買いに赴き、このステキなお弁当に出会えました。
麻布十番のナニワヤは本当に優秀なスーパーで我が家からはやや距離がありますが、元気のある日はこちらまで出向きます。
普段は生鮮食品を主に購入しますが、この日は空腹だったのでお惣菜コーナーを物色。
目に留まったのが「焼き豚ご飯」と「唐揚げ」の単体パック。
が、それぞれ一人にはやや量も多いし、おからの煮物なんかも足したい気分だし。値段もカロリーも上がっていくばかり。
5秒ほど逡巡しましたが神様のお導きか、このお弁当を見つけ、幸せな気持ちでカゴにイン。
ご覧のようにご飯、唐揚げ、卵焼き、ヒジキの煮物、マカロニサラダ、香の物が入ってこのお値段。
多分全部作れるメニューですが、このお値段では私には無理です。
量も少量で完食できるし、120%のコストパフォーマンス。足りない方は豊富なお惣菜から一品追加されると良いと思います。
ナニワヤのお肉は美味しいので、メンチカツや春巻でも良いし、青菜の煮物であっさりしたメニューにしても良いと思います。
おうちにオカズがある方は焼き豚ご飯だけ購入しても良いでしょう。
単なる手抜きではなく、美味しい一食に情熱を。
満足満足。
#刷毛じょうゆ海苔弁
購入場所: 刷毛じょうゆ 海苔弁 山登り@銀座シックス 地下2階
お値段: 1080円
9月になりました。
学生さんの夏休みもそろそろ終わり、暑さもひと段落。
蝉はまだまだ頑張ってますが、夜は虫の音など聞こえるこの頃。
食欲の秋、になりました。
2017年のGWに銀座松阪屋跡地にオープンしたGINZA6。地下はかなりの混雑が続いておりましたが、秋の声を聴き、多少落ち着いたようです。
何故か、と申しますと、海苔弁が買えたからです。
まあいつ行っても売り切れだった海苔弁。
平日午前中に「あ!」と思って立ち寄っても「午前の部は売り切れました」の文字を何度か見てガッカリションボリして帰宅の途につくこと数度。
そ、それが今日はたまたまなのか、何かが変わったのか、この状態。きゃあ。
「海」「山」「畑」全種類選び放題‼︎
ちくわ天が好物なので「海」と迷いましたが、おかずの多さに魅かれ本日は「畑」を購入。
いっただきまーす。
おかずのひとつひとつの味付けが美味しいです。
青菜のナムルはもっと食べたい美味しい箸休め。休むことなくいただきましたが。
固めのゴハンに二段に入っている刷毛じょうゆを塗られた海苔の塩梅も良いです。
そして容れ物が安っぽくなく、ほのかに経木風の香りがするような。仕切りもないし、各種とも潔い構成です。これは汁気のないバランスよいメニューだからこそ。
メニュー替りに裏面の材料と成分表示を。
多少は仕方ないですが、気になる添加物もなく、あっさりとしたものです。こだわっていらっしゃいますね。
歌舞伎座観劇の際は銀座三越地下に入っていたうち山のお弁当がお気に入りでしたが、残念ながら撤退してしまわれたので、次回からはこちらがいいかも。
ちょっとした会議とかにこれが出てきたら嬉しいでしょう。秘書さんの株が上がります。
但し「海」の鮭は立派で強敵です。机のない場所なら今回の「畑」か「山」をオススメします。
今なら買える人気の海苔弁。
銀座にお出かけの際は、是非一度お買い求めて召し上がってください。
帰って食べるのが楽しみなお弁当です。
#ダンボパック🍩
購入場所: Doughnuts and Coffee DUMBO
お値段: 320円
小麦粉の素敵なお菓子がややニガテ、な私ですが揚げ物は好きなのです。えへへ。
食のヘルシーな潮流はせせらぎから今や二級河川くらいまでに成長し「オーガニック」とか「油を使わない」とか「グルテンフリー」とか原料から調理法に至るまで様々な工夫や試みが展開されております。
その思想には八割がたは賛同しますが、ちょっとあなたドーナツは小麦粉を揚げて砂糖まぶしてなんぼでしょう。焼いたり蒸したりするならドーナツでなくとも他のオヤツで代用します。
毎日食べるなら摂取にも前述の工夫が必要ですが、それはドーナツに限らず。
たまに食べるならジュワッと甘い身体に悪いかも、な罪悪感を持ちつつ、美味しくいただくのがいいと思います。私は。良い子は真似しないでください。
魅力的なグレーズがかけられたドーナツがショーケースに並びます。
そこをあえて素ドーナツにシナモンシュガーをまぶした7個入りパックを購入したのは揚がっている部分が多いから、って理由からです。
あはは。
パックはキナコ味と今回のシナモンシュガー味がありますが私のドーナツの原点はスーパーの紀ノ国屋のネジネジドーナツ、ちょっと大人になってからはいつの間にか無くなってしまったシェリュイのパイドーナツ、そして飯倉キャンティの揚げシューですので、シナモンシュガーをチョイス。
そして買いに行った日がグレーズが不用に感じる暑さ、だったのも理由のひとつ。
可愛いピンクのカップ。
コーヒーは京都のARABICAコーヒーがドーナツに合わせてブレンドしたもの。
ユーミンの「影になって」の歌詞に「冷えだした手のひらで包んでる紙コップはドーナツ屋のうすいコーヒー」という一節がありますが、時代は進化しています。
お店の外観。
店内は若いお嬢さんで満員でした。
次回はグレーズのかかったドーナツをコーヒーといただきましょ。コンビネーションを楽しまねば。
さて、せっかくのコロコロドーナツ、ようこそ我が家へ。まずはそのまま。
おー!これはイメージ通り。甘い揚げ物、おいしー。
インスピレーションが湧いたのでちょっと足してみたのがこちら。
ラムレーズンを仕込んでちょっとお出かけ(2時間半くらい)。
ラムはハワイのABCでこんなこと(どんなこと?)もあろうかと買っておいたラムのミニボトル。用意周到。
イチジクとバニラアイスを添えて先ほどのラムレーズンをアイスにオン。一気にカロリー満貫状態。良い子は真似しないでください。
本当は生クリームかクロテッドクリームが欲しかったのですが、暑いから生クリームを立てるのも面倒だったし、クロテッドクリームは立ち寄った店で扱いがなく、暑さで探す元気はありませんでした。
次の機会に再挑戦だあ。
可愛いお店です。
良い子も悪い子もドーナツお好きなら是非一度。
#サンドオーブール
購入場所: beillevaire [ AZABU JUBAN ] ベイユヴェール 麻布十番
お値段: 500円
アザブジュバーンがフランス語みたいだからなのか、Picard、Bio C' Bonに続き、またひとつ麻布十番にフランスからの食材店が。
パリで人気のバターとチーズの専門店、Beilevaire。
店舗工事中に近くを通ったのですが、8/5にオープンしていました。
チーズケーキが美味しいらしい、とかソフトクリームが抜群、とのウワサにノコノコ出掛けて行きました。
ケーキ類は一台3000円程度。
試食で結構な量をいただけますが、一台だと自宅用にはなかなか買えない私。
でもいつか買うことでしょう。
左に並ぶバターサンドは@500円。日持ちは一週間程度で5種類。挨拶代わりにこちら2種(ラムレーズンとミモレット)を連れ帰りました。
まずラムレーズンから開封するといたってシンプルな外観。
でも形が崩れないようにプラスチックの輪っかがバター部分に巻かれています。
気になるお味ですが、また買うかもしれません。
美味しいと思いました。
サンドしているサブレはバター感濃厚ながら固さもあり噛り付いても崩れません。
中身のバタークリームもバター屋だけにとても美味しいです。
これひとつ、朝にいただけば3時頃までは食べなくてもカロリー的には持つでしょう。私なら。
あとひとつ、いただくのが楽しみです。
高級バターで人気の高いお店ですので買うべきは右に並ぶ発酵バター(有塩無塩とも125gで1500円)だったなあ、とお菓子に走った自分を実は責めていますが、左手前のミモレットチーズは購入しました。ミモレット好きなもので。
こちらは169gで1386円です。色からしてあまり長期熟成でないならこんなもんでしょうか。tendre=柔らかい、の意ですから。チーズは高い、と思い込んでいるので(実際高いけど)麻痺しているのかも。
桜スイーツ工房さんの親会社の漬新は兵庫県で明治38年創業という老舗の食品会社です。
Beilevaireに辿り着いた経緯や神楽坂でなく麻布十番を選んだあたり、伺ってみたい気もします。
スイーツももちろんですが、こちらのバターと美味しいパンを人のお家にお邪魔する時にお土産にするのは洒落ている気がします。
やってみようっと。誰か待ってろよ。
パンにはオリーブオイル、もちろん良いのですが、「バターの美味しさ」をパンブームの今、見直したいと思っていたところ。
ああ、こうしていられない。
バター買いに行かなくちゃ。
最後に一言だけ。店内オペレーションとレジのシステムは改善余地ありです。絶対買いに行くので、頑張ってください。
追記
暑い中、ちゃんと買いに行きましたよー
賞味期限一カ月。明日いただくのが楽しみです。
#フラ印ポテトチップス のり塩
購入場所: ツルヤ軽井沢店
お値段: 199円
山の日の連休で軽井沢に参りました。
滞在中一度は行きたいツルヤさんにて食材やらオヤツやら飲み物やらを買い込みます。
ツルヤさん、夏は日に一億売り上げる日もあるそうで大混雑していらっしゃいますが目当てのものは大体決まっておりますので素早く回遊。
このポテトチップスは滞在中の口さみしい時に重宝なので一袋だけは必ず買います。
わりと大量なのと一般的なポテトチップスに比べて高価ではありますが、味も美味しいし、レトロ感溢れるパッケージと裏面の雑なハワイ諸島のイラストも好きです。
このポテトチップスは都内では300円以上で売っているので普段は躊躇できるのですが、ツルヤさんの絶妙な値段設定に負けて、ついカゴに入れてしまいます(多分メーカー希望小売価格は290円です。ツルヤさんはそこからマイナス91円です)。
フラ印はかなり昔からあったブランドですが、私の幼時には都内でも高級スーパーでしかお見かけしませんでした。買ってもらうと嬉しかったのを覚えています。
このポテトチップスを製造販売していた会社の社長さんが高見山関を日本に呼んだと初めて知りましたが、ハワイ好きの日本人の先駆者かもしれません。
日本へポテトチップスを紹介した方でもあります。
濱田音四郎氏は終戦後、ハワイから帰国し、食糧事情の改善に市ヶ谷にアメリカンポテトチップ社を設立。現地で習い覚えたポテトチップスを製品化し、最初は日本人には全く売れなかったので、米軍基地などに納品していらしたとのこと。
軍や流通の関係で販路が高級スーパーだったのかもしれません。ユアーズ、明治屋、紀伊国屋などで売っていたと記憶しています。
現在はソシオ工房社がブランド展開しています。
最近、クッキーなどもこのパッケージで見かけますね。
170gという内容量なので値段が大手メーカーに比べても高いのは致し方ないと思いますが、製品が美味しいのでたまに買うならこちらはオススメです。
今日は終戦記念日。たかがポテトチップスですが、一つの商品にもドラマがあることを感じる朝です。
世界は喧しいですが、平和な風景の横にこんな美味しいオヤツのある毎日が続くことを祈念します。
ね、いい地図でしょ。
#クロワッサンクリームブリュレ
購入場所: 浅野屋@アトレ品川店
お値段: 300円
暑い日がひと段落しましたが、これから夏本番。
若干夏バテしましたが、少しずつ復活しております。
今や我が家から最も近いデパ地下並みにいろいろ買える品川。
エキュートも便利だし、DEAN&DELUCAもクイーンズ伊勢丹も紀ノ国屋も京急ストアもカルディも品川にあります。
軽井沢の旧軽銀座にある朝から行列のパン屋さん、浅野屋さんも六本木のミッドタウンからは撤退しましたが品川アトレに出来ました。
品川にはオーバカナル、ウィング高輪地下にポンパドールとメゾンカイザー、駅構内にシティベーカリー、紀ノ国屋、そして前述のDEAN&DELUCAとパン屋は選び放題。
改札をくぐってエキュートにはいればさらに三軒のパン屋が。
どれだけあるんやねん。
で、あえて今回は浅野屋に。
品川限定のこのパン、カリッとしたキューブ型、中にはカスタードではない、白に近いコクのあるクリームがたっぷり。
クリームブリュレだからね。
クロナッツというクロワッサン生地のドーナツも少し前に流行りましたが、その流れを汲んだ商品でしょう。
少し冷やしていただきましたが、大きさもちょうど良いし、おやつにぴったり。
アンナミラーズでパイを買って帰るのを中止しましたが、等分の満足感。
ピスタチオ味もあるので次回購入しましょう。
品川駅は東海道新幹線や横須賀線、東海道線など私好みの方面に向かう電車が発着するのですが、旅の前後は慌ただしいもの。
たまにゆっくり品川に買物もいいものです。
品川、かなりキテます。
#コンソメスープ🐢
購入場所: 日本橋高島屋
お値段: 972円
今年も半分が過ぎ、7月に入り急に蒸し暑くなってきました。
湿度はお肌にはある程度良いとは思いますが、身体にはかなり負担です。
ジメジメした中で汗かいたりすると爽快感はないし、身体も服もベタベタして。
冷房の中にずっといるとそれはそれで体調崩してしまうし、亜熱帯化した日本の夏は難しい季節になりました。
そんな時にはスープで栄養を摂りましょう。
昔、お世話になった方の闘病中にお見舞いでお贈りしたところ、丁寧なお礼状をいただきました。
「大市のが一番旨い」と。
京都すっぽん料理『大市(だいいち)』公式ホームページ、それは京都にあるスッポン料理の専門店。メニューも一種のみ。「丸鍋」というスッポンのお鍋だけです。
コークスという熱源で信楽の土鍋をこれまでかというほど熱し(1600度!)、浜名湖で白魚を餌に育ったスッポンを煮るので生臭さもなく、日本の伝統食であるそのスープたるやそりゃあ滋養に富んでおります。
京都千本通り、新撰組の刀傷がその柱に刻まれているという大市は一度だけ行ったことがありますが、ふるーい日本家屋でございました。
もちろんお値段もそれなり、ですが、かと言ってディナーショーに行くよりはお得な経験です。
京都は遠く、其れ程の興味も余裕もない方は是非手始めにこのスープを召し上がってください。
先日話題のGINZA6に行き、混雑した地下の食品売り場を一周しましたが、私の年齢に合わせた商品構成でなく。
その数日後に日本橋高島屋の地下に赴いたところ、買いたいもんだらけ(笑)で、改めて自分の年齢を感じました。はい。
高島屋は関西での歴史があるので、関西方面の銘品は高島屋に行かないと買えないものを多数用意してあります。
売り場構成も昔ながらで、なんの店舗で何を売っているかが分かり易く、お洒落だけど見にくい今時の売り場よりなんとなく安心してしまう訳です。
扱っているものも東西問わず老舗と新興店6:4でバランスが良いし、選べば野菜なども其れ程高価ではありません。
京都に行った時、わりと有名なお店でお昼をいただいた時に
「来月京都展で日本橋の高島屋さんに出ます」と教えていただき、
「駅に入っているデパートの京都展には?」とお尋ねしたところ
「お付き合いがないので」とあっさり答えられ、京都の怖さを感じたものです。
たいしたことじゃありませんが、百貨店衰退の今、高島屋の意味を改めて感じた地下回遊でございました。
さあ、是非歴史あるスッポンスープで夏バテを回避してください。これに冷やご飯と卵でネギ、生姜でも添えれば食欲ない時も、するするはいる滋味溢るるお雑炊がコークスなくともいただけます!
興味のある方は高島屋地下へお出掛けください。
店員さんの接客も◎ですよ。