オモムケドトリヨセズ-赴けど取り寄せず

ワタクシがちょこちょこと実際に足をはこんで買っているコダワリの品々。

きりん屋のカレー

購入場所: きりん屋@麻布十番
お値段: ナスと挽肉のカレー、ランチだとご飯付きで950円。ランチ以外はご飯なしで同値段。
ドライカレーの素 1000円

きりん屋はテイクアウト専門のカレー屋さん。
ずいぶん古くからのお付き合い。
久々にどうしても食べたくてランチにお弁当を買いました。
行っても夜遅かったり、定休日だったりで何回か振られていたので、ようやく口にすることができました。
奥様に伺ったところ、31年目だとか。30年を区切りに一度お店を閉めたにも関わらず、「辞めないで!」の声に応えて昨年9月から再開なさった、とのこと。
私は31年前、付近に住んでいたのでオープン時から利用していたようです。あはは。
ちょっと難しい感じのご主人がいつも白いTシャツで店頭に(白いTシャツはヘインズでなくグンゼなイメージ)。
インドにスパイスの修行に行っていそうな印象。前職も多分会社員でなく、役者さんとか。
以上は勝手な妄想ですが、カレー買うのに緊張した記憶があります。
本稿を書くにあたり、きりん屋さんのHPを拝見しました。
更新されたのは随分前のようですが、きりん屋ストーリー、映画「永遠の0」で涙一つこぼれなかった私もほろっとしました。興味がある方、ご一読ください。

さて、今でこそ当たり前の茄子と挽肉のカレー、当時は珍しいメニューでした。
ランチボックスのカレースペースにはカレー直接でなく、ビニール袋に入れたカレー、も当時からのスタイル。
これだとカレーがこぼれません。
付け合わせのアッチャール(玉ねぎのピクルス)も美味しいし、ご飯も美味しく炊けています。カレーも辛過ぎずスパイスが効いていて油分の加減もいい感じ。

惜しむらくは茄子はやはり秋が美味しいのかも。これはきりん屋さんのせいではありません。是非、ご商売続けていただき、寒い冬も暑い夏も茄子の美味しい季節もカレーを買いに行きましょう。
あ、夏は一ヶ月以上休むそうです。

そして、こちらのドライカレーの素、カレーに比べて地味な存在ですが白飯と炒めると実に美味しいドライカレーができます。冷凍ペーストで買えますので一つあると何もない日でもドライカレーがいただけます。是非是非お試しください。

カレーは他にもチキン、卵、野菜、豆などが、あります。
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