オモムケドトリヨセズ-赴けど取り寄せず

ワタクシがちょこちょこと実際に足をはこんで買っているコダワリの品々。

水羊羹

いただきもの。
渋谷区富ヶ谷の和菓子店、岬屋の夏だけ商品。

お盆ですね。
お盆とお正月の東京は好きです。
電車もガラガラのすっきり空いた町の夏休み。
友人と飲茶食べ放題やらハッピーアワーなどを楽しんでいます。
暑い暑い、と言いつつも夜風は立秋を過ぎれば少し涼しくなり、蝉もアブラやミンミンでなくツクツクホウシが鳴き出しました。
夏もあと少し。

大好きな友人にこの水羊羹をいただきました。
このちょっとしたお土産やプチギフトを渡したり、いただくのは嬉しいものです。
贈り物は難しい時もありますが、ツクツクではない兼好法師も「良き友」の3つの最初にあげていますが、「ものくるる友」は良き友です。
ただ差し上げるのでなく、喜んでいただくものを選ぶのは楽しい時間です。
自分も相手の「良き友」でありたいものです。

岬屋や名古屋のむらさきや、の水羊羹はプラスチックの細長い透明なケースに入っています。
幼い頃はこれらのケースを筆箱や秘密箱にしていましたよ。ふふふ。
今回はテリーヌでも作りましょう。
さっぱりとした甘さの水羊羹。夏にはやはりいいものです。
鍵善の竹筒に入った水羊羹もキリで竹に穴をあける行為が楽しかったですね。
夏の水羊羹には思い出があります。
思い出させてくれてありがとう。
美味しくいただきました。

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