オモムケドトリヨセズ-赴けど取り寄せず

ワタクシがちょこちょこと実際に足をはこんで買っているコダワリの品々。

餃子

購入場所: スヰートポーヅ@神保町
お値段: 500円@8個

神保町に所用がありました。
町は段々変化しておりますが、喫茶店「さぼうる」などは変わらない一角です。
すずらん通り、というその名も可愛らしい商店街に餃子のスヰートポーヅも変わらず存在しておりました。
こちらの餃子は餡を包みこまない形。
くるくるっと巻かれた餃子は左右が開いています。そうですね、道明寺でない皮でくるんだ桜餅のような感じです。
特筆すべきは店舗の佇まい。
その経年変化は比較的古い建物が点在する平成の神保町にても「お、ここ何」と私のようなそそっかしい金棒引き(ここでは町内を見回る人、の意。私、それほどおしゃべりではございません!)を吸い込む魔力を放っています。

餃子も羽がついたり手羽先をくるんでいたり、はたまた家庭料理でもおかずの一品として各家庭なりの工夫を凝らした進化を遂げ、今や本家の隣国を凌いで日本の国民食に。
お昼近くになれば寒いのにも関わらず、あっと言う間に行列。
何と言っても安いですね。で、安い割には美味しい&ここでしか食べられない。
こちらは生餃子はお土産にできません。焼いたものだけです。
店内で食べたい人が並んでいても、お土産はお願いできますが、同じ時間待つことが多いです。
近くの「キッチン南海」も大行列。
「さぼうる」まで行列。
神保町、何かあったか、と思うような盛況です。
古書街も少し雰囲気が変わりましたが、古いお店や積まれた専門書や全集は健在です。
風景が変わる前に古書街を訪れてみてください。
餃子だけでなく、良いお店が沢山あります。カレー屋さんとか中華ね。
普段自分の用のない町でも、歩いてみるとフィットするお店や空間が見つかります。ある程度の下調べや勘は必要ですが、ファストやチェーンにはないお店の良さを見つけてください。

さて餃子を温めて美味しい炊き立て御飯があればおうちで餃子定食に。
冷めた餃子もその侘しさがなかなか、ではありますが、良い子はフライパンでかりっと温めましょう。
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入っちゃうよね。ここは。
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