オモムケドトリヨセズ-赴けど取り寄せず

ワタクシがちょこちょこと実際に足をはこんで買っているコダワリの品々。

#アーモンドパイ

購入場所: 東京フロインドリーブ TOP@広尾
お値段: 432円

f:id:onsha:20150814202705j:image
まだ今のようにパン屋さんがたくさん世の中に無かった時代、美味しいと言われているパン屋さんは神戸に本店があるお店が多かった気がします。
青山のDONC、今はないけどジャーマンベーカリーとかベルとか。
ポンパドールなど横浜に本店のあるお店もありますね。
港や居留地がある地で必要とされたパン。
フロインドリーブはそんなfrom神戸組の中でいまだ東京でも頑張ってくれているパン屋さん。
広尾の商店街にあります。

古くからのパン屋さんがドイツパンなのは戦時中の同盟国だったから、でしょうか。
戦後70年、そんなことも脳裏をよぎります。
酸っぱいイメージのドイツパンは個人的にはあまり好きではないのですが、フロインドリーブのパイは昔から美味しいので買っています。

このアーモンドパイは丸型のものも大(3564円)、小(1782円)ありますが、カットされたものは長方形です。
マロンパイ、アップルパイ、クリームパイ、(ナポレオン)いずれも美味しいのですが、アーモンドパイは単純な材料ですが、あまり他のお店にはないパイです。
薄い薄いパイの上にスライスアーモンド、アイシングがかかったそれは素朴なパイ。
久しぶりにいただきました。
ひっきりなしに近所の方々が訪れるパン屋さん、優しい空気が店内に感じられます。
全体的にレトロですがなんだかほっとする味です。
f:id:onsha:20150814205453j:image

(長方形は若干割高なので丸型の小をお勧めします。)
薄くて軽いので2人以上なら賞味期限内に消費できると思います。
丸型は薄くて昔からのパッケージに入ってドイツの旗と同色の紐で結わえてあります。

常温で持ち歩けるのでお土産にも良いですよ。