オモムケドトリヨセズ-赴けど取り寄せず

ワタクシがちょこちょこと実際に足をはこんで買っているコダワリの品々。

ころころあぶらげ


購入場所: ツルヤ@軽井沢
お値段: 109円

ツルヤで購入シリーズ、続きます。
私の好物の一つ、油揚げ。アイラブあぶらげ

「手揚げ」「菜種油」または「米油」「国内産大豆」「にがり」「消泡剤不使用」「遺伝子組替えでない」あたりが選別のキーワードでしょうか。
栃尾の厚みのある油揚げは都内のスーパーでも目にします。
そのまま焼いても、中に何か詰めても、と便利な品です。
今回、満を持した新商品、キューブ状でその名も可愛らしい「ころころあぶらげ」を発見しました。

油揚げは少し濃度の低い豆乳で作ったお豆富を薄くして揚げたもの。地方によっては薄揚げとも称します。
中まで油が回るのであの感じが出るのですね。
もちろん厚揚げもいいけど、油揚げの素朴さは日本人として忘れてはいけない気がします。大げさですね。
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作っていらっしゃるのはこちらの会社。
今日はころころフライパンで転がして外側をかりかりにしました。おろし醤油でいただきますっ。
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近所のお蕎麦屋さんに「キツネせいろ」というメニューがあり、それはなんと鴨つくねが油揚げの中に詰め込まれ、暖かいお汁に4つ入っております。冷たいお蕎麦をつけていただく逸品。ああ食べたい。
キツネの好物と言われる油揚げ。
キツネと言ってもキタキツネでなくお稲荷さまでしょう。稲荷寿司の由来もそこからきていますね。
私はキツネではないけれどアイラブあぶらげ

お稲荷さんにお参りするとき、お狐さまに油揚げをお供えすることがあります。
東京だと赤坂の豊川稲荷
いまでも茶店で甘酒やおでんと一緒にお供え用のお神酒や油揚げを置いています。
小さい頃、祖母と良くお参りしました。
何件かある茶店の中で、我が家の御用達は「きくや」さんというお店。
先日、何十年ぶりかで訪ねました。
私の小さい頃にいらした先代のおかみさんのマンガ太郎画伯による似顔絵色紙を発見。
ああ、お懐かしい。コンコン。
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