オモムケドトリヨセズ-赴けど取り寄せず

ワタクシがちょこちょこと実際に足をはこんで買っているコダワリの品々。

#旅のお話

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初めてバリ島に参りました。

目的は波乗りです。

私は基本ビビリなので危ないことは避けて通ってきたので、海外に板を持参し波に乗るなどというのは以ての外でした。
が、行ってしまったのです。

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サヌールビーチからボートでポイントまで行き、海に入ります。

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サヌールは地域名、そのビーチのサーフィンポイントを総称してマルタサリと称し、その中に更にポイントが点在し、私が入ったポイントはベイビーリーフとスランガンの二箇所。

ゆったりとした良い波が立つので下手くそでも楽しく乗れます。

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犬を飼い始め、好きな時に海に行けなくなっていたので、かなりの練習不足。

右の脇腹があっという間に筋肉痛になり、タイミングに合わせて漕げなくなりました。

でも海は暖かいし、まあ呑気に乗れる波に乗って楽しんでいたのですが、久々に波に巻かれるとやはりビビリが目覚めてきました。

練習不足と体力不足、脇腹痛などのネガティブな要素が頭の中に芽生えます。

こうなるといくら優しい海でも相手は自然ですから恐々となり、腰が引けます。

ジュゴンがいるという海は比較的優しいんですが、場所によってはかなりのサイズに。

で火山噴火による空港閉鎖というおまけつき。

滞在地に直接の被害はなかったものの、風向きで噴煙や火山灰の影響があることからデンパサール空港は閉鎖。

陸路で10時間かけてスラバヤに移動し、ジャカルタ経由で帰国、または5時間かけてロンボク島に移動し、同じくジャカルタ経由での帰国も検討されましたが、スラバヤ下部にはサイクロンが発生しており、スラバヤ地区は洪水の被害も出たり。

悩んでいるうちに空港が再開され、無事に帰国出来ました。

現地でNHKのニュースを見ることが出来るのですが、北のミサイルとお相撲のことばかりでワイドショーと大差なく、バリ島で取り残された気持ちになり、日本の偏向報道には少しゲンナリしました。

まさに内憂外患の日本に帰国するのは何故なのか自問自答したところ、まあ結局はやはりビビリなんですね。

新天地で新しく何かを始める勇気が無いんです。

自分の保守的な性質を確認しました。

でも帰りたいのは現在の自分がそこそこシアワセだから。

改めてそんなことを旅先で感じながら師走を過ごしています。

犬を待たせているのはかなり気持ちが焦りましたが、良い子で歓迎してくれました。 可愛いなあ。

更新も遅れてしまいましたが、どうぞ良いクリスマスをお迎えください。