#麩づくし鍋
購入場所: 加賀麩 不室屋 金沢百番街店
お値段: 1944円
寒い日が続いております。
早いものでもう2月。
一月は国内に旅行する機会が多く、二週続けて大好きな新幹線に乗りました。
一度目は北陸新幹線にて金沢へ。
大雪の中、長靴でガシガシ歩き回り、美しい景色と美味しいお料理を堪能しました。
他にも高校の同級生にほぼ卒業以来再会したり、快晴の翌日には雪吊りの風景も美しい兼六園を散策したり、骨董屋さんを覗いたり、と旅は楽しいものです。
そして旅と言えばお土産。
最近は帰ってから楽で旅の余韻が味わえるものを自宅用に選ぶようになりました。
そんな私にぴったりのお土産、不室屋さんの鍋セットです。お出汁とお麩がセットになっているので旅から戻った日の夕飯でもあっという間に出来上がり。
生麩はグルテンの塊ですが、高タンパク、低カロリーでダイエットしてる方が召し上がっても適量なら大丈夫。
小麦粉に塩を加えて練って水で洗って作る生麩、やはり水が豊富な土地、そして手間もかかる名産品は権力者がいた土地の特産に多いように思います。金沢は加賀百万石、前田家がいらした土地ですから、どことなく雅な風土です。
関西では生麩は身近な食品ですが、それは都であった京都に近いから、かもしれません。
生麩は東京だと美味しいものは限られた場所でしか入手出来ませんが、煮ても焼いても揚げても好きな食材です。
江戸にはちくわぶがありますが、「ザ、小麦粉」なあまり粋ではない食材に。おでんや煮物は好きですが、鍋には不向きかもしれません。
不室屋さんは都内のデパートにも出店していますが、モナカ状のお麩に入ったお汁になる商品が主であまり生麩を扱ってはいらっしゃらないようです。
金沢の翌週に訪れた梅田阪急地下の不室屋さんでも生麩とともに販売していました。
このお鍋はお出汁がとても美味しいので、興味のある方はお取り寄せください。野菜高騰の今、比較的安価な水菜とキノコ類で美味しいお鍋ができます。
大雪が続き、北陸地方はご不自由が続いていることと思います。楽しい旅だっただけに現地のことが気にかかります。
どうぞ被害が少ないようにお祈りします。