はんぺん
購入場所: 神茂@恵比寿三越
お値段: 410円
はんぺんは高タンパクで低カロリーな日本古来の食品。
あと一品、おかずが足りない時も立派に役割を果たしてくれます。
この「手取りはんぺん」は青ざめとヨシキリザメが主原料。
あ、ちゃんとしたはんぺんの原料は鮫ですよ。鱈じゃありません。
サメ、臭いし怖いし、食べるとなると勇気がいりますね。
おそらく320年前にはかなりの試行錯誤があったことでしょう。
なんと、フカヒレは江戸幕府の輸出品でもあったようで、ヒレをとった後の副産物のサメちゃんの処理を考えて、はんぺんが誕生したようです。ちなみに静岡以西だとはんぺんはさつま揚げのような食品です。ふわふわはんぺんは江戸っ子。
サメちゃん、こんなにソフトなはんぺんに生まれ変わってくれてありがとう。
HPの受け売りですが、商売を広げすぎないのが家訓のようです。どうぞ引き続き守っていただき、コンビニとかに進出しないでね。
320年、はんぺんで頑張るのは大変だったと思いますが、近所のスーパーに置いてあるはんぺんと比べると値段も倍から3倍近く高いとは言え、明らかに弾力や滑らかさが違います。はんぺん自体の味も◎。
でも珈琲一杯のお値段です。お試しください。
ただ練り物はわりと塩分が高いので食べ過ぎには注意です。
粘り、いわゆるツナギには塩が必要なのです。(ハンバーグや肉団子、つみれ等も同様にまとめるには塩の力が必要です。)
真ん中が盛り上がった独特の形は手取りならでは。
椀だねでもおでんでも勿論ですが、バタ焼きで醤油をちょろっとかけていただくのもローカロリーは台無しですがお勧めです。
形の違う少しちいサメの「半月」という商品もあります。