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オモムケドトリヨセズ-赴けど取り寄せず

ワタクシがちょこちょこと実際に足をはこんで買っているコダワリの品々。

旅から戻って

旅行はお好きですか?

日常を離れる、いつもと違う風景を見てその土地の空気を感じる、という二点においては私は旅好きです。
かといって一人旅ができるほどの情熱は未だなく、友人を訪ねる、現地で何かに参加する、などの目的があればその行程が一人であろうともあまり苦にはなりません。
目的地については事前に調べますが、雑誌やネットで見るのと現実の旅先は微妙に抱いたイメージと異なるので歩いてみるのが一番です。
この何年か、国内にも積極的に出掛けていますが、良い町には有名な神社なり仏閣なりが近くにあることが多く、その参道や門前町の成り立ちが似ていること、歩いて一巡してみれば入るべき店が分かるようになりました。
 
今回旅をしたシチリア島もそれぞれの街にドゥオモ(大聖堂)があり、その前に広場があり、人が集うところにお店がありました。
シチリアは地理的理由からアラブの影響も強く、教会にもその様式が残ります。
ドゥオモの他にもマリア様やその町の守護聖人の教会など、イタリアの町とカソリックは切り離せません。
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それは人間の血生臭い歴史の現れでもあるので、圧倒的な装飾を眺めたりすると信仰の持つ力や権力の恐ろしさ(のようなもの)も日本人としては感じます。
 
八百万の神々がおわします我が国では仏教も幅広く信仰されており、各地に神社が鎮座し、寺社があります。だからなのかシチリアの後に出かけたハワイのように自然崇拝から発したプリミティブな信仰心が感じられる土地は心落ち着くのかもしれません。
加えて、シチリア島にはキリスト教以前の紀元前に建てられた古代遺跡もあり、これはこれで素晴らしいものです。
石の文化を持たない国民としてはまったく圧倒されます。
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教会を中心としたイタリアの旧市街は歩くのも楽しく、何百年前の建物に可愛らしい陶器や絵画などを売るお店を見つけるとワクワクするものです。これは日本の門前町を歩く感覚に似ています。
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一方、ハワイの都市は車で移動することを前提に発展しており、店舗や商業施設は現代風です。
反面、美しい海や山、滝などが聖地であり、そこに身を置くことで敬虔な気持ちにもなれます。
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点在する商業施設には寒い程の冷房が入り、スーパーを中心とし、ファストな衣類や食品店が混在しています。
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今回二つの旅行を終えて感じたのは
あまり便利でありすぎる必要はないな、ということ。
あるもので我慢でき、始末できればそれに越したことは無いのでは、と。
持たない選択をすること、その意識を持つこと、が私の中に刻まれた気もします。
こだわりはありますが、捨てることで楽になる部分は排除する。
どうでも良いことにはエネルギーを使わないようなパフォーマンスの良い毎日を過ごしたい、と旅を終えて考えています。

でもお腹は減るので、またまた美味しいものを見つけてみます。
長い文、読んでいただいてありがとうございます。
旅は素敵。どうぞ良い旅をなさってください。

最後にハワイのローカルタウン、カイムキの夕暮れです。
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*写真は上から
モンレアーレの大聖堂内部、アグリジェントの古代遺跡、シラクーサのドゥオモ広場(以上シチリア島)
ノースショアのビーチ、アラモアナショッピングセンター外観、です。