オモムケドトリヨセズ-赴けど取り寄せず

ワタクシがちょこちょこと実際に足をはこんで買っているコダワリの品々。

ごま絹ごし

購入場所: 翠家@等々力
お値段: 170円(税抜き)

「冷奴の季節」がすぐそこにきています。
等々力渓谷の入口にあるお豆腐屋さん、「翠家」は営業していれば「ゆば」と書いた布がはためいています。
こちらのお豆腐はGARDEN、田園、麻布NATIONALなどのスーパーでも見かけます。

夏になると販売する「ごま絹ごし」は他であまり見かけないタイプのゴマ豆腐です。
通常ゴマ豆腐といえば、前にご紹介した熊本のものと同様、永平寺に代表される葛と合わせて練りあげたタイプか、通常の豆腐に黒ゴマが混入したものが多数派ですが、こちらのゴマ豆腐には白ゴマのペーストが入っているようです。
私は木綿豆腐の方が好みではありますが、このごま絹ごしはゴマペーストの作用なのか滑らかすぎず固すぎず、しゃくった断面もきもちざらついており、なかなかよろしい。
ワサビ正油が秘めた甘味とよく合います。
やっぱりお豆腐屋さんで買うお豆腐は美味しい、と思えるゴマ豆腐。
そして、この「ごま絹ごし」が「柚子絹ごし」に変わると秋になります。季節商品ていいものですね。
そして豆腐の上に写っているのは等々力の店舗で日曜日に営業していれば、売っているかもしれない「豆腐の唐揚げ」。醤油ベースにほのかなニンニク。口あたりは豆腐というより固い油揚げに近いけどお肉を食べない日に代用するなら美味しすぎるものです。
ネギと一緒にスープで煮ても美味しいと思います。
渓谷に行かねば口には出来ませんが、お勧めします。
他にも桶寄せ豆腐はじめ美味しいお豆腐がたくさん。お豆腐好きなら是非。豆腐でなく豆富、とあるのも商品に愛情が感じられます。
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豆富の唐揚げ、作り方を調べてみました。
木綿豆腐をパックごと凍らせる
それをまた解凍する
酢が立った状態にするわけです。ふむふむ。
解凍した元木綿豆腐の水気を切ってちぎり、しょう油、ニンニク、生姜少々、につけて小麦粉とコーンスターチを合わせたものを付けて揚げる、
そうです。

そうか。豆富屋さんのラスクみたいなものですね。でも日曜日にあるかないかわからない唐揚げのためには赴けないので作ってみます。興味ある方も是非。