オモムケドトリヨセズ-赴けど取り寄せず

ワタクシがちょこちょこと実際に足をはこんで買っているコダワリの品々。

#パン粉

購入場所: 東京フロインドリーブ TOP@広尾

お値段: 356円

 お店と私の距離は近いのが好きな私。

お肉やメンチカツはお肉屋さんで、野菜や果物は八百屋さんで、お魚は魚屋さん、お豆富やおからはお豆富屋さんで、が理想です。

理想と現実はしばしば乖離しますので、スーパーやデパートにももちろん行きますが基本はそんな考えです。

今日はパン粉が必要になり、パン屋さんで調達しました。

パン粉は余ったバゲットや食パンを乾燥させてもできますが、作って冷凍しておいたところで必要になるわけでもない、の割に手間も時間もかかります。

最近はパン屋さんは増えたけど、なかなかパン粉をおいているところがなく、大体はラスクに変身してしまうようです。

再利用価値はそちらが高いので致し方ありません。

さて、フロインドリーブには商品としてパン粉が常駐しています。

キメも細かく、今回の需要にはうってつけです。

量も適量でおススメです。

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作りたかったのはイワシのコロッケ(Porpetti di sarde)。

昨年訪ねたイタリアはシチリアのお料理です。

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レシピ自体は簡単ですが、ペコリーノチーズやら松の実やら日本ではシチリアより高い材料が多く、おまけに暑い盛りで鰯がおらず、広尾明治屋なんて日本でも有数の高級スーパーにて購入したものですからかなり割高な一品に。

もともとイタリアの中でも貧しい地域の南イタリア、中でもシチリアはパン粉で嵩(かさ)を増やすお料理が多く、貧しいながらの生活の知恵が献立に生かされています。

豊かな海からの魚介、イワシなんてバケツで3ユーロ位ではないでしょうか。

明治屋の鰯は北海道産とやらで、大層立派で梅煮にしても良いかも、と思いましたが、初志貫徹して微塵に。

同じく高級に位置するナショナルスーパーでペコリーノチーズを買い、「Porpetti di sardi alla HIROO」の完成です。

この時期、美味しい玉蜀黍のかき揚げも添えて。

トマトソースでも良いのですが、さっぱりと塩とレモンで。

シチリア再訪したいものです。

すぐには無理なので、さしあたりパン粉の賞味期限内にまたカツでも揚げますか。

 

有言実行

カツ揚げました。

豚ヒレ肉にマヨネーズとおろしニンニクを混ぜたものを挟んで揚げたハイカロリーな一品です。

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