オモムケドトリヨセズ-赴けど取り寄せず

ワタクシがちょこちょこと実際に足をはこんで買っているコダワリの品々。

#ミレービスケット

購入場所: ナチュラルローソン
お値段: 170円

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私の通うジムのロッカーでは、おかず外交が繰り広げられており、たまーに参加します。

本当はロッカーには鍵をかける決まりですが、かけない方々も多く「◯◯番にお願いします」とか「◯◯番に入れてあるから持っていってね」とか。

年齢を重ねてお一人で暮らす方も多いので「たくさん作っちゃったの」とか「いただいたけど一人じゃ食べきれないのよ」とか「旅行に行きましたからおひとつ」などなど様々な理由でブツは受け渡しされています。
もちろん、直接手渡せればそれにこしたことはありませんが、ジムを訪れる時間帯に差がありますのでメールやラインでお知らせをいただく訳です。
食べ物の受け渡しはジムでは容認しかねる行為かもしれませんが、ほとんど毎日顔を合わせるメンバーはそんなこと気にもせず、学校の規則違反のような感じです。

さて、こちらは私がお裾分けした品のお礼にいただいたビスケット「まじめなおかし」。
イメージするならリッツに近いですが、「まじめ」なのでなんとなく食べてもいいような気にさせます。
決してリッツが不真面目な訳でもありませんが、ひとつの大きさもリッツより小さめです。
いろいろ乗せるよりはいろいろ塗る位が関の山の大きさ。
探してみたらナチュラルローソンで発見しました。
今では我家に常備されております。
キャラメル味もあります。

#炒飯

購入場所: 糸仙@京都上七軒
お値段: 500円@一人前

大好きな中華料理屋さん「糸仙」。
京都のお食事場所は上限なしは数多あれど、コストパフォーマンスの良さからいえば、こちらは素晴らしいお店です。
お料理で単価千円以上のものはなく、綺麗な厨房で、これまた綺麗な油でてきぱきと料理が作られていくのをカウンターで眺めつつ「あらあらあれも美味しそう」などと追加するのは楽しいものです。
私は最後には焼きそばをいただきますが、それだけでガマン出来ない場合は炒飯をお土産にしていただきます。
写真は2人分です。
宿泊する場合は宿で夜中に食べたり、そのまま新幹線の場合は車中でパクパク。
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これが一粒一粒ぱらっとしていて、油もさっぱり、具は焼豚と卵、ネギと、極めてシンプルイズザベスト。冷めていても美味しいです。

こちらは上七軒という花街が近く、花街の中華屋さんはニンニクを使いません。
舞妓さんや芸者さんがお座敷前に立ち寄ることもあるからです。

他のお料理も美味しいこと。

かしわ(鶏肉)たまご
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酢豚。パイナップルのみ添えてあります。
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お店の看板です。
夜のみの営業です。
予約はした方がよろしいですね。北野天満宮の近くです。
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お母さんの元気な「おおきにぃ」を聞きにまた伺いたいです。

今日で5月も終わり。
体調崩している方が多いようです。
梅雨突入前にご自愛くださいませ。
私も少々食べすぎです。自重いたします。

最後にとても気持ちの良かった上賀茂神社
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賀茂神社参道。
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京都、行かなくちゃ。楽しかったな。

#カルネ

購入場所: 京都のパン屋さんSIZUYA【志津屋】公式Webサイト@京都駅店
お値段: 190円

カルネとはなんぞや、と思った方、以下をご覧ください。

京都の人気と混雑はどんな時期にも変わりません。
インバウンド効果も相まり、ホテルもほぼ満室です。
歴史ある寺社もお庭も美味しいお店も人混みとセットです。
「大人になったら京都を楽しまなくてはならない」というのは家庭画報や婦人画報に代表される情報誌でも年に何度か必ず特集されますが、真理でもありそうでもない。
なんでもちゃんと楽しむにはお金がかかります。
そして京都の深さは大人(=知力とそれを支える経済力)でなくては楽しめないところにあります。
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電話で予約を取れるようなお店は基本一見さんオッケーですから、たとえそこが半年待ちでも一年待ちでも予約さえ入れば行かれる訳です。
紹介者が介在すれば「半年」が「来週」になったりしますがこれは京都に限らず万国共通。
しかし、一見さんお断り、自分で予約が取れないような店はどなたかに紹介していただかないと永遠に伺うことはできません。
カード会社のトラベルオフィスに頼むなどの手もあります。これはある意味さっぱりしているかもしれません。
客層を落としたくない、ということはもちろんですが、最終的には「安くないから取りっぱぐれたら困るから誰か保証してね」が根底にあるのですから。
が、よく考えてみてください。
今まで縁もゆかりもなかった場所に行き、ん10万以上のお金を払い、例えば舞妓はんと「とらとら」したところでそれは一夜の夢。
男女問わず経験した方がいいことかもしれませんが、趣味や贅沢は継続した方が楽しいものです。
が、遊ぶには才能も必要です。
家柄、身分などの社会的地位、それに伴う経済力、古典や歴史に関する知識、身なり、親切そうに見えても先方は値踏みしています。
加えてコミニュケーション能力や素直さ、偉ぶらない、などの人間力も必要でしょう。
やはり良くわかった方に同伴いただくのが一夜の夢派には良いような。
変化しているとはいえ、京都はそんな町です。
来世は京都で「粋に」遊びたいものです。

さて前置きが長くなりましたが、誰にでも優しい予約不要の極めて敷居の低いお土産「カルネ」。
新幹線八条口にある近鉄側の商店街に志津屋さんはあります。
市内を廻って最後に伊勢丹地下でお弁当やら買い込むことが多いのですが、京都駅の伊勢丹に近いコインロッカーは中二階にあり、上がったり下がったりが面倒なので最近は最初に八条口に荷物を入れて買物を済ませ、そのまま平地をキャリーバッグごろごろして入場、が楽な気がしています。
手荷物とお弁当やらお菓子やらを持って551蓬莱の長い列を見ながら軽快に階段を降り、最後に志津屋でカルネを買う訳です。

さあ、翌日の朝食はカルネです。
ハムと玉ねぎが軽いカイザーパンに挟まったパン。
賞味期限は当日中ですが、きちんと保冷すれば翌朝なら問題ありません。
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敷居の低い京都土産、ナンバーワンかと思います。
マーガリン多用ですが、毎日ではないし、京都の景色を反芻しつつ「また行きたいな」と思う翌朝の一コマです。

太田神社の野生の杜若。
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銀閣寺の上の鳳凰。
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上賀茂神社の近く、社家住宅の用水路で遊ぶ鴨。
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やはり京都は良いですね。

#華都飯店 特製辣油

購入場所: W style charity market@恵比寿5/18
お値段: 900円+α

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5/18の水曜日、恵比寿にある家具屋さんarflexのショールームの休日を利用して「W style」主催の素敵なイベントが開催されました。
現在、「W style」は2011年3月11日のあの震災で被災した方々、おもに子供たちの為にチャリティを続けていらっしゃいます。
HPはなく、FBのW styleから団体の主旨を以下に抜粋します。
「意志(will)を同じくする仲間と力を合わせることで、勇気が湧き、楽しさもダブルになります。力が合わさった結果、ひとりの力では限りあることが達成出来、社会貢献の大きな力となります」
そんな想いを持って、W Style(ダブルスタイル)は存在しています。

さて会場は入場無料ですが、入口で500円を寄付すると写真のマーケットバッグをくださいます。
今年は紺色。
主催者も多彩な出店者もお客さんも皆かなりのお洒落でセンスの良い別嬪さん揃い。
会場を廻っていても小物も靴も着こなしもかっこいい方ばかり。
そこで販売されている華都飯店 | シャトーハンテン六本木の辣油。前回売切れでしたが今回は購入できました。
中身は辣油ですが、まるで香水瓶のように見えます。
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辛すぎず、干し貝柱が効いています。とても上品で美味しい辣油です。
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特製辣油、お店では販売していますが、他で買えるのは限られています。
こちらのチャリティにはいつも出店されています。
華都飯店の創始者は世界的な料理家、馬遅伯昌さん。清朝に繋がる名家の方と伺ったことがあります。
伯昌さんのお孫さんで、ご自身も中華料理の先生でもある方がこのチャリティに賛同されての販売。
彼女もとびきり美人です。

ロータリクラブやソロプチミストはちょっと敷居が高いけど、それに準じる、カジュアルでとびきりお洒落なW style。
主催者のお人柄で年々盛り上がりを見せています。
是非目の保養を兼ねて次回以降参加してくださいね。
辣油以外にも魅力的な商品でいっぱいです。

#チーズケーキ

購入場所: 都立大学・ちーずけーきやまぐち
お値段: 270円位

都立大在住の友人にいただいたチーズケーキ。
素朴ですがとても美味しかったので、都立大に赴いた際に立ち寄りました。

外観は民家を改修したようなご様子。
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店内に入ると見本を拝見できます。
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買いやすいお値段。これで充分美味しいのでデイリーなお菓子には最適です。
コンビニのチーズケーキも180円位はしますから、都立大の住民はお幸せです。
アップルシナモン、とても美味しかったですよ。

かなりの頻度でチーズケーキ食べているような。
カテゴリに「チーズケーキ」作ろうかしらん、と考えております。

私は見た目小さく今のところ体重や体脂肪率も年齢の割に少なめ。
よくブログを読んでいただいている友人知人に「そんなにいろいろ食べているのになんで太らないの」と暖かいお言葉をいただきますが、自分なりに調整はしているのです。
一日に甘いのはひとつ、とか。
ケーキバイキングには参加しない人生です。今は。
外食をする日はなるべく運動をするとか、昼夜外食を避けるとかその程度ですが。
意志が弱いので例外はもちろんありますが、食べることは大好きなので、食べ続けるためには少しだけ努力?はしています。

ただ、不味いものや納得いかないもので自分が侵されていくのはガマンならない。
日々口に入るものはきちんと選びたい、大量で安いことが良い訳ではない、かと言って高価格でも納得いかないものもある、あそこにいったらこれを買おう、なんて考えながら暮していますが、結果、こんなブログが細々続いている訳です。
読んでいただき感謝です。

ヤマグチさんのようなお店は各町にあるわけではないし、知らなくても食べなくても生きていけます。
でも、知っていると楽しいです。
お試しください。

#クレープ

購入場所: ブロンコ@軽井沢
お値段: 550円

軽井沢シリーズ、続きます。
駅から旧軽銀座に入るロータリーまでを新道と呼んでいるようですが、その新道に面して「ブロンコ」というクレープの名店がございます。
外見は山小屋風の喫茶店です。
これは朝、着席しての店内でいただいたクレープの写真ですが普段は店頭で注文しています。
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働き者のおじさんが注文を受けて手慣れた様子で焼いてくれます。
おじさん、いったい今までにクレープ何枚焼いたことでしょう。おそらく万の数かと思います。
ベテランのおじさん(でもきっとそんなに年上でないかも)が焼くクレープは皮がパリっとしていて重くなく具材とのコンビネーションも抜群。
基本は大体400円から。
トッピングを増やすと一つにつき50円ずつ位アップします。
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私のお気に入りはチョコレート+ラムレーズン+カスタードクリームの組み合わせ。
たまにカスタードをクリームチーズに変えてみたり。
今回は鉄板の組み合わせでカスタード。
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これを注文するとおじさんが
「550円になっちゃうけどいい?」と確認してくださいました。
いいんです。年に何度も食べられないから。
その真面目な気遣いも大好きです。

軽井沢には有名スイーツ店もたくさんありますが、古き良き時代を感じられるブロンコのクレープ、是非召し上がってください。
プニョプニョ感の少ない、とても美味しいクレープです。
私は今年創業60年の赤坂 榮林軽井沢店で酸辣湯麺などをいただき、デザートにこちら、という昭和の軽井沢を楽しむコースが気に入っています。
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夏の榮林、趣きがあって大好きです。
夏休みを軽井沢で過ごすお客様のために夏の間営業する東京の飲食店、少なくなりましたが頑張ってほしいです。
過去にはあの人も、ね。
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(榮林が贅沢な時は軽井沢 萬里(ばんり)になります。)
新緑の季節、春蝉の声を聞きに軽井沢にお出かけの際は是非こちらのコースもお楽しみください。

#手しぼりうどん昔風味

購入場所: ツルヤ軽井沢店
お値段: 229円(つゆ 79円)

GW前半軽井沢に赴いた際、やはり一度は行くツルヤさん。
大変活気に溢れたスーパーでものすごく広く商品数も豊富。
PVも優秀です。
こちらには目当ての品が幾つかございます。
本品は必ずセットで購入し、東京にも持ち帰ります。
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ちょっと太目のおうどん。
茹で時間長め。

この「風味」が「手しぼり風味」なのか太くて素朴だから「昔風味」なのか、気にはなりますがまあ美味しいから今回はいいや。
塩気や喉越しが素晴らしいおうどんです。
製造は上田市の有限会社 来々軒竹内製麺所。
HPは発見できず。
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信州上田は真田の里。現在大河ドラマ真田丸」の主人公が、真田幸村ということもあり盛り上がっている地域。
真田太平記」を執筆された池波正太郎氏とも縁の深い町。
氏はお蕎麦がお好きだったようですが、どっこい、うどんも美味しいです。

パッケージにも六文銭が。
ドラマではその昔「汚れた英雄」だった方が幸村の父役、真田昌幸を好演し、脚本家さんとも合っているのか実に味わい深い演技をなさっています。

日曜日の夜、我が家では冷やしておつゆをぶっかけてネギと揚げ玉を投入し、おろし生姜を添えて番組を観ながらいただいております。
関ヶ原はまだ先ですが真田がんばれ。
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暑くなる季節のお楽しみ、美味しくいただきました。
ごちそうさま。

GWも終わり、これから梅雨に向かいます。
体調管理に気をつけて毎日を過ごしましょう。
そして被災した方々も心安まる時間を早く取り戻せますように。