#パン ビニュロンブラン他
購入場所: Pain des philosophes
お値段: ハーフ 1500円
早い桜は葉桜になり、少し残念ではありますが、陽気が良くなり、まさに「陽」「気」。
暑いようにも思いますが、軽装で外にいて快適なのは有難いことです。
そんな日にはお散歩がてら買物に出かけましょう。
今日の目的は神楽坂は東五軒町。
昨年9月にオープンしたパン屋さんです。
パンの世界では有名な榎本哲さんという方のお店だそうで、店名は「哲」をフランス語にして「philosophes」と。哲学者のパンです。
結論から言うと、哲学者のパンはとても美味しく私好みです。
まず、題名の「Vigneron」はワイン製造者の意。
rougeは赤ワインで仕込み、blancは白を使用し、それぞれに合うフルーツ、ナッツがザックザク。一切れでもかなりの満足感。
ハーフだと1500円、ホールだと2980円と肉みたいな値段ですが、下手なケーキを買うより集まりの席には役に立つようにも思えます。
パン底についている粉まで美味しかった。天晴れなパンです。次回はルージュを購入すると決意しました。
チョコにも特徴あるショコラは生地パリパリで320円。
バゲットは三種あり、前回コンプレ(全粒粉)のドゥミを購入したので、今回はショコラと同じお値段の一番ノーマルなバゲットを購入しました。写真ありませんが、人間単純だから、これはもはやすごくお得な気さえします。
私はカリっとした食感が好きなので、クラスト(皮部分)が美味しく、クラム(白いとこ)がモチモチし過ぎていないバゲットが好みですが、こちらのハードパンはいずれもクラストが美味しいです。
美味しいパンが召し上がりたいなら是非一度。
周りにはあまりお店はありませんが、赤城神社や白銀公園が近くにあります。
#神楽坂ロール - オモムケドトリヨセズ-赴けど取り寄せずの亀井堂も赤城神社脇にありますが、そんなにパンやらケーキやら買うのもねぇ、と今回は我慢しました。
陽の当たる坂道の途中の美味しいパン屋さん、品数は少ないですが、各パンの内容は充実。ワインのお供にもデイリーにも!
わざわざ買いに行くのも良し、神楽坂散策の際に立ち寄るのも良し。
やはり神楽坂はフランスに繋がっているのかもしれません。
#レモンチーズパイ
購入場所: ポンポンケークスブルバード
お値段: 500円
早いもので春の嵐とともに3月に。
まだまだ寒い日もあるでしょうが、日差しは柔らかくなり梅も咲き、メジロが飛んでいたり、と春はそこまで来ています。
さて、パイが続きます。
ポンポンケーキさんはその昔、鎌倉付近で移動販売をなさっていました。
鎌倉在住の友人に話しを聞いたり、雑誌やインターネットでその記事を読んだりして「いつか巡り会いたい」と思っておりました。
残念ながら移動販売にはお目にかかれず、時が過ぎてしまいましたが、今回たまたま近くを通りかかったので素敵な実店舗に伺いました。
明るい気持ちの良い店内。ショーケースには少数精鋭かつ真面目なケーキたちが並んでいます。
が、今回も犬が同行していたので、イートインでなく、テイクアウトで購入。
悩んだ末、レモンチーズパイとニューヨークチーズケーキを。コーヒーもお願いしました。
「コーヒーはドリップするので5分位お待ちいただけますか?」と。
待ちましょう。
そしてレモンチーズパイは繊細な商品故に長時間の持ち歩きには適さない、と伺いましたので「必ず2時間以内にはいただきます」とお約束しました。
コーヒーを淹れていただく間に歩いて30秒のパントリーを拝見することに。
こちらでは雑貨やドライフード、レモンケーキを販売しています。
レモンケーキ(300円)を購入。
そしてケーキ屋さんに戻るとお店の前でスタッフの方が淹れたてのコーヒーとケーキの箱を持って待っていてくださいました。
いやあ、ありがとう。
早く食べる、と約束したレモンチーズパイはその後知り合いのお店に持ち込んで1時間以内にペロリ。
すっごく私は好きな味です。サクサクパイもレモンフィリングも生クリームもバランスが素晴らしい。大きさもちょうどいい。
レモンケーキも美味しかったので、良いレモンが材料なのでしょう。パントリーでもレモンを販売していました。
ケーキは在米経験のある店主のお母様のレシピを元になさっているとか。
ポンポンケークスのストーリーは何かで読んで気になっていましたが、今回まとまったものを見つけたので下記にリンクを貼らせていただきます。
鎌倉POMPON CAKESが移動販売を経て実店舗を構えた理由 | マルナゲ®
仕事やご商売はお菓子といえど、甘いものではありませんが、そのストーリーがハッピーであるように応援したいお店です。
なかなか口に出来ないかもしれませんが機会があれば是非召し上がってください。
私は次回、チョコバナナパイをイートインするつもりです。
#チョコレートパイ
購入場所: ホテルオークラ カメリアコーヒーショップ
お値段: 540円
お正月に母の好きなホテルで食事をして、帰り際にお土産に買ってもらいました。
私のチョコ好きのルーツと言えるお菓子です。
パイ生地の上に乗ったフィリングはチョコでなくココアを使っている、と聞いたように思います。
プルプルっとしたチョコプリン状のフィリングです。
生地の部分は正直あまり美味しいとも思わないのですが(端を残して良く怒られました)バランスとしては良いので、このフィリングには折パイよりこのタイプの生地が合うのでしょう。クラシックなパイです。
思えば、幼い頃から冷蔵庫にこのパイは時々ありました。
三人家族だったのに何故かホールで入っていた気がします。
父も甘いモノが好きだったので消費できていたのかもしれません。
が、買ってきた当日と翌日以降はフィリングの上の部分が固まってしまうので翌日以降はあまり食が進まなかったことを思い出しました。なんと生意気な子供でしょう。
オークラはメレンゲの乗ったレモンパイも美味しいのですが、こちらは大人になってから初めて食べたので、メレンゲや酸っぱいものがあまり好きでない母が購入しなかったからでしょう。
当時は赤坂に住んでいたのでオークラは身近なホテルでした。
父はオークラよりも、会社に近い赤坂プリンスや赤坂東急に馴染みのお店が多かったように思います。
そちらのホテルの名物ケーキはあまり記憶になく。
そう、父のお土産のケーキは赤坂TBSの地下にあったTOPSのチョコレートケーキでした。
今のように小さなサイズがなく、真四角のものをかなり無理して食べていました。クリームの多い端っこが好きでした。
美しい凝ったケーキも多い昨今ですが、単純で美味しいエクレアやパイを選んでしまうのは年齢のせいかもしれません。
大人になって自分でオークラに行くようになり、オークラのコーヒーショップでチョコレートパイを初めて注文した時、家族でホールを食べていた頃を思い出し、随分年月が経ったのだなぁと感じたことを覚えています。
現在リニューアル中のホテルオークラは別館にのみ往時の雰囲気を残しつつ改装中です。
このホテルのゆったりとしたデザインは海外からも保存すべき、と運動があったほどでした。
耐震基準の問題もあるのでしょうが、時流に乗るために贔屓の空間が変わっていくのは寂しいものです。
でもきっとこのチョコレートパイはオークラのメニューに残ることでしょう。
あ、コーヒーショップカメリアではパイアラモードにも出来ますよ。
是非一度、建て直しの前に召し上がってくださいね。
裏ワザですが、ロビー横のバー、ハイランダーでもコーヒーとチョコレートパイは注文できます。
ハイランダーのコーヒーはサイホン式でなかなか美味しいのですよ。ふふふ。
#PRESTATアールデコバー/アールグレイ
購入場所: 日本橋三越地下
お値段: 1026円
Happy valentine!
綺麗なパッケージのイギリスはPRESTATのチョコレート。
ネットでは購入できますが、店舗は日本橋三越地下のみとのことで、赴きました。
ライオンちゃんもバレンタイン仕様です。
こちらのチョコは最初友人にいただきました。
正直イギリスのチョコレートはなあ、と思っていたのですが、まあ美味しいこと。
最近のシングルオリジンカカオとかカカオ含有が高いチョコレートとは違うお菓子としてのチョコレートです。
原料も以下の如し。
たまにはいいじゃないですか。美味しいなら。
PRESTATはロンドン中心部に店を構える王室ご用達の老舗のようです。
トリュフ、薄い薄いチョコのウェイファー、いずれもパッケージが派手で素敵です。こちらの看板商品はピンクシャンパントリュフ、お値段も日本ではそれなりです。
このバー(板チョコですが)のパッケージもアールデコ調で可愛らしい。
紅茶の国のアールグレイバーはレモンの風味も良くおススメです。
気になったのはチョコレートドリンク。
多分ココアでしょうが、いろいろなフレーバーがありました。
今回、日本橋三越を訪れて改めて感じたのは食品売り場の買いやすさ、です。
多分私が昭和生まれだからかもしれませんが、動きやすいし、見やすい。
今のようにたくさんの商業施設が無かった幼い頃、お出かけと言えば日本橋三越。
お洒落して母に連れられて行ったものです。
天女もいるし、不思議なデパートだなぁと思っていました。
あの3月11日の地震の日、母はお友達とこちらにおりました。
「この建物と柱は壊れません」と安全な場所にお店の方が誘導してくださったそうです。
遠方にお住まいの母のお友達は電車が動くまで三越劇場に泊めていただき翌朝はおにぎりが出た、と聞きました。
さすがだなあ、と思ったものです。
経営統合で伊勢丹と同じグループになりましたが、日本橋三越本店はグループの中でも私の中でも別格です。
美味しいチョコレートも買えますから是非お出かけ下さいね。
#麩づくし鍋
購入場所: 加賀麩 不室屋 金沢百番街店
お値段: 1944円
寒い日が続いております。
早いものでもう2月。
一月は国内に旅行する機会が多く、二週続けて大好きな新幹線に乗りました。
一度目は北陸新幹線にて金沢へ。
大雪の中、長靴でガシガシ歩き回り、美しい景色と美味しいお料理を堪能しました。
他にも高校の同級生にほぼ卒業以来再会したり、快晴の翌日には雪吊りの風景も美しい兼六園を散策したり、骨董屋さんを覗いたり、と旅は楽しいものです。
そして旅と言えばお土産。
最近は帰ってから楽で旅の余韻が味わえるものを自宅用に選ぶようになりました。
そんな私にぴったりのお土産、不室屋さんの鍋セットです。お出汁とお麩がセットになっているので旅から戻った日の夕飯でもあっという間に出来上がり。
生麩はグルテンの塊ですが、高タンパク、低カロリーでダイエットしてる方が召し上がっても適量なら大丈夫。
小麦粉に塩を加えて練って水で洗って作る生麩、やはり水が豊富な土地、そして手間もかかる名産品は権力者がいた土地の特産に多いように思います。金沢は加賀百万石、前田家がいらした土地ですから、どことなく雅な風土です。
関西では生麩は身近な食品ですが、それは都であった京都に近いから、かもしれません。
生麩は東京だと美味しいものは限られた場所でしか入手出来ませんが、煮ても焼いても揚げても好きな食材です。
江戸にはちくわぶがありますが、「ザ、小麦粉」なあまり粋ではない食材に。おでんや煮物は好きですが、鍋には不向きかもしれません。
不室屋さんは都内のデパートにも出店していますが、モナカ状のお麩に入ったお汁になる商品が主であまり生麩を扱ってはいらっしゃらないようです。
金沢の翌週に訪れた梅田阪急地下の不室屋さんでも生麩とともに販売していました。
このお鍋はお出汁がとても美味しいので、興味のある方はお取り寄せください。野菜高騰の今、比較的安価な水菜とキノコ類で美味しいお鍋ができます。
大雪が続き、北陸地方はご不自由が続いていることと思います。楽しい旅だっただけに現地のことが気にかかります。
どうぞ被害が少ないようにお祈りします。
#神田まつや鶏南ばんそば
購入場所: セブンイレブン
お値段: 221円
お正月も明けました。
人も車も増えてまいりました。また新しい日常が始まります。
少々ズレたご紹介ですが、皆様は年越し蕎麦は召し上がりますか?
我が家は例年近所に食べに行くのですが、こちらのお味がカップ麺とは思えないという評判を聞きつけ、年明けではありますが購入してみました。
神田まつやさんは昼から粋に飲んでる方が沢山の昔ながらのお蕎麦屋さん。
しばらく伺っていませんが、好きなお店です。
まつやさんの監修というこの商品、いただいてみました。
神田まつや 鶏南ばんそば|日清食品グループ オンラインストア
結論、すごく美味しいです。
鶏もふっくらしてるし、下仁田ネギも効いてます。おつゆも飲み干せます。
こんな美味しいインスタントお蕎麦、海外では美味しいお蕎麦がなかなか口に出来ないのでお土産にしても喜ばれると思います。手軽だし。
成田や羽田で売るべし(私が言うより前に売っているかもしれませんが)。
日清のサイトを覗いてみましたが、賞味期限が近いものはアウトレットで販売していることを知りました。ご存知でしたか?
30%、50%オフだと売り切れ商品も多数。
メーカー直販で送料もお得ですね。
箱買い出来る方はこちらもおススメです。
まつや監修鶏南ばんは期間限定商品です。多分昨年の年越し蕎麦需要に照準を合わせて発売されたのでしょう。
まだ置いてある店舗もあります。
これから寒い日が続きますので、ストックしておいてほっと一息。お腹も手間も満足出来るし、話のタネにもなります。
日清さん、まつやさん、さすがです。
ごちそうサマでした。
#アトリエうかいフールセック小缶
購入場所: 神奈川・横浜 洋菓子・ギフト「アトリエうかい」エキュート品川店
お値段: 2160円
2018年、明けましておめでとうございます。
東京地域は気温は低いものの、お天気の良い三ヶ日でした。
年末年始の半分ウキウキ、半分憂鬱な買い出し。
ご馳走やらちょっと贅沢な食材やらお年賀にお持ちするお品やらあれこれあれこれ。増える荷物と反比例して軽くなるお財布。
でも新年は日本ではお目出度いことなので、出来る範囲で散財致しました。
さて、本日のアトリエうかいの製品は人気商品で品薄が続いております。
品川駅を通る度に「小缶ありますか」と聞いておりましたが、いつもお答えは「申し訳ございません。売り切れました」。
「いつなら買えますか?」と伺ったところ、「開店の時間にお並びいただいております」と教えていただきました。
お一人でお住いの目上の方へのお年賀にちょうど良い大きさと量、そして希少性。
そうおっしゃるなら、並ぼうじゃありませんか。
他にやることもあるだろーに、という暮れの朝、品川駅に赴きました。
7:45位に改札を通過し、目当ての区域に参りましたところ既に列は出来ておりました。15人目位の位置に着いたので、ここまで来て買えないのも嫌だなあ、と思いつつ最後尾に。
並ぶのが嫌なお父さんと子供、並びたいお母さん、またはその逆など小さな諍いが周りで喧しい中、8時きっかりにエキュートは開店。さすがJR。遅れることはあってもフライングなし。
先頭の方がいきなり大量買いをなさったのでビビりましたが、めでたく購入出来ました。ふう。
中身はこんな感じ。
可愛いでしょう。
うかいのクッキーは材料が良い気がします。好みはあるかと思いますが、素材の味がはっきりしており一つ一つの味が丁寧です。
フールセックの大缶は比較的入手し易いので、やはりこの小缶のボリュームとお値段が適当なのだと思います。塩味のものも小缶がありますが、開けた時のウキウキ感が違うのでアイシングされた白いお花は重要です。インスタ映えするのかもしれません。
亀末廣の「京のよすが」の系統を継いだ洋菓子にも思えます。
一つだけ 余計なことですが、缶の蓋もブルーにした方がセンスが良いと思います。ま、いいか。
オンラインでも売り切れが続いているアトリエうかいのクッキー、入手したい方は朝7:45に品川へ。
年末に旧友から本ブログの感想をいただきました。
熟読してくれたであろう彼女(学生時代から滅法文章が上手かった)の励ましとお褒めの言葉、大変光栄で嬉しく拝読いたしました。
犬を飼いはじめ、ぶらぶらする時間が減り、更新も不定期ですが、それでも読んでくださる方がいることは有り難いと感じています。
淡々と買物を報告、ご紹介しているだけですが、こんな私で良かったら今年もよろしくお願い致します。
本年もいろいろあるでしょう。
皆さまにとって佳い一年でありますように。