オモムケドトリヨセズ-赴けど取り寄せず

ワタクシがちょこちょこと実際に足をはこんで買っているコダワリの品々。

#フラ印ポテトチップス のり塩

購入場所: ツルヤ軽井沢

お値段: 199円

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山の日の連休で軽井沢に参りました。

滞在中一度は行きたいツルヤさんにて食材やらオヤツやら飲み物やらを買い込みます。

ツルヤさん、夏は日に一億売り上げる日もあるそうで大混雑していらっしゃいますが目当てのものは大体決まっておりますので素早く回遊。

このポテトチップスは滞在中の口さみしい時に重宝なので一袋だけは必ず買います。

わりと大量なのと一般的なポテトチップスに比べて高価ではありますが、味も美味しいし、レトロ感溢れるパッケージと裏面の雑なハワイ諸島のイラストも好きです。

このポテトチップスは都内では300円以上で売っているので普段は躊躇できるのですが、ツルヤさんの絶妙な値段設定に負けて、ついカゴに入れてしまいます(多分メーカー希望小売価格は290円です。ツルヤさんはそこからマイナス91円です)。

フラ印はかなり昔からあったブランドですが、私の幼時には都内でも高級スーパーでしかお見かけしませんでした。買ってもらうと嬉しかったのを覚えています。

このポテトチップスを製造販売していた会社の社長さんが高見山関を日本に呼んだと初めて知りましたが、ハワイ好きの日本人の先駆者かもしれません。

日本へポテトチップスを紹介した方でもあります。
濱田音四郎氏は終戦後、ハワイから帰国し、食糧事情の改善に市ヶ谷にアメリカンポテトチップ社を設立。現地で習い覚えたポテトチップスを製品化し、最初は日本人には全く売れなかったので、米軍基地などに納品していらしたとのこと。

軍や流通の関係で販路が高級スーパーだったのかもしれません。ユアーズ、明治屋紀伊国屋などで売っていたと記憶しています。

現在はソシオ工房社がブランド展開しています。

Hula'sブランドについて|株式会社ソシオ工房

最近、クッキーなどもこのパッケージで見かけますね。

170gという内容量なので値段が大手メーカーに比べても高いのは致し方ないと思いますが、製品が美味しいのでたまに買うならこちらはオススメです。

今日は終戦記念日。たかがポテトチップスですが、一つの商品にもドラマがあることを感じる朝です。

世界は喧しいですが、平和な風景の横にこんな美味しいオヤツのある毎日が続くことを祈念します。

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ね、いい地図でしょ。