#コンソメスープ🐢
購入場所: 日本橋高島屋
お値段: 972円
今年も半分が過ぎ、7月に入り急に蒸し暑くなってきました。
湿度はお肌にはある程度良いとは思いますが、身体にはかなり負担です。
ジメジメした中で汗かいたりすると爽快感はないし、身体も服もベタベタして。
冷房の中にずっといるとそれはそれで体調崩してしまうし、亜熱帯化した日本の夏は難しい季節になりました。
そんな時にはスープで栄養を摂りましょう。
昔、お世話になった方の闘病中にお見舞いでお贈りしたところ、丁寧なお礼状をいただきました。
「大市のが一番旨い」と。
京都すっぽん料理『大市(だいいち)』公式ホームページ、それは京都にあるスッポン料理の専門店。メニューも一種のみ。「丸鍋」というスッポンのお鍋だけです。
コークスという熱源で信楽の土鍋をこれまでかというほど熱し(1600度!)、浜名湖で白魚を餌に育ったスッポンを煮るので生臭さもなく、日本の伝統食であるそのスープたるやそりゃあ滋養に富んでおります。
京都千本通り、新撰組の刀傷がその柱に刻まれているという大市は一度だけ行ったことがありますが、ふるーい日本家屋でございました。
もちろんお値段もそれなり、ですが、かと言ってディナーショーに行くよりはお得な経験です。
京都は遠く、其れ程の興味も余裕もない方は是非手始めにこのスープを召し上がってください。
先日話題のGINZA6に行き、混雑した地下の食品売り場を一周しましたが、私の年齢に合わせた商品構成でなく。
その数日後に日本橋高島屋の地下に赴いたところ、買いたいもんだらけ(笑)で、改めて自分の年齢を感じました。はい。
高島屋は関西での歴史があるので、関西方面の銘品は高島屋に行かないと買えないものを多数用意してあります。
売り場構成も昔ながらで、なんの店舗で何を売っているかが分かり易く、お洒落だけど見にくい今時の売り場よりなんとなく安心してしまう訳です。
扱っているものも東西問わず老舗と新興店6:4でバランスが良いし、選べば野菜なども其れ程高価ではありません。
京都に行った時、わりと有名なお店でお昼をいただいた時に
「来月京都展で日本橋の高島屋さんに出ます」と教えていただき、
「駅に入っているデパートの京都展には?」とお尋ねしたところ
「お付き合いがないので」とあっさり答えられ、京都の怖さを感じたものです。
たいしたことじゃありませんが、百貨店衰退の今、高島屋の意味を改めて感じた地下回遊でございました。
さあ、是非歴史あるスッポンスープで夏バテを回避してください。これに冷やご飯と卵でネギ、生姜でも添えれば食欲ない時も、するするはいる滋味溢るるお雑炊がコークスなくともいただけます!
興味のある方は高島屋地下へお出掛けください。
店員さんの接客も◎ですよ。